カテゴリー 「よりぬきツルミさん」 のアーカイブ

2003年03月27日

濫觴

会社の若い衆と話していたら、梶原一騎を知らなかった。

マジか? 俺をからかっているんじゃないのか?
少なくとも、漫画文化の嫡子とも云える「ゲーム業界」で禄を食んでいながら、梶原一騎を知らないとはどういうことか? 梶原一騎なかりせば、鉄拳はおろか、ストリートファイター2ですら、あったかどうか疑わしい。K-1もPRIDEも存在していなかっただろうに。

そして先日、とある飲み会でアニメージュの編集長と話したトキのコト。論争、というほどでもないけれど、ちょっとした口バトルになった。俺の主張「梶原一騎は手塚治虫と同程度のエポックメイカーであった」を、彼が認めないという構図だ。そりゃそうだ。彼は「手塚治虫原理主義」で、自分は「梶原一騎原理主義」。相容れるワケがない。
いや、そりゃ俺だって漫画読み。手塚の功績はよく知っている(そういえば青山での葬儀にも参列したっけ。あれがもう14年前なのか)。ただ、第二世代にしてエポックを為すというのは、それはそれは大変なコトだと思うのですよ。そのカロリーは手塚に比肩しうるモノではないのか。

歴史の教科書は世代を下るほど厚くなる。
第二世代が翼をもって飛び立つためには、先人の呪縛から解き放たれ、むしろ踏み台にして蹴り飛ぶのが正しい姿ではないのか。
そしてそれは、無視とか無知とかとも対極に位置するのではないのか。

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2003年03月03日

ハートに火をつけて

自作まめカム「不機嫌なコアラ」

最近、工作意欲に火がついてるのです。

ワタシは理系のヒトなので、弱電、強電、機械はひと通りカジってます。そして「機能快」の原則によって、それらが順繰りに欲望として浮上してくるのも、まったく致し方ないコトだと云えましょう。最近は弱電欲が強めに出ているようで、秋月で監視カメラユニットや加速度センサチップを買ったり、ハンディオシロやデジタルマルチメータの2台目を買ったり、サンハヤトの感光基板関係のブツを買い揃えたり、ノリタケ伊勢電子のVFD(真空蛍光表示器)が気になったりと、もうかなりヤバい状況です。――いえ、余暇時間があるなら、それは人生を充実させる為に歓迎すべきコトなんですが、問題は余暇時間がほとんど無いコト。これはもう、単なる逃避でしかないワケで、まことにもって憂慮すべき事態だと云えましょう。
今はとりあえず、簡単に出来るブツ――例えば車載ビデオ撮影用の「まめカムもどき」なんぞを作って欲望にエサを与え、なんとか折り合いを付けているトコロです。ああ、仕事と関係の無い創作欲ほど厄介なモノはありませんなあ。

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2003年03月01日

ご褒美

自分へのご褒美として、サイバーショットU20を買っちゃったぜ♪ 色はもちろんオレンジ。これイイね。

【追記】
ところが使い始めてすぐに、電池蓋のどこかが欠けて、すぐにパカパカ開くようになってしまった。不便なコトこの上ない。安っちい作りしてんじゃねえ!(怒)

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2002年12月18日

不幸せ機械

つうワケで、昨日17日は誕生日だったんだけど、誰とも会わずにクスリで眠って過ごしました。
夜中に起きて、誰かしらメールでも送ってきてないかな、なんて期待したんだけど、何も来てませんでした。
もしかして電話でも来てたかな、と携帯電話を開いたら、仕事の留守電が入ってるだけでした。

水に落ちた犬は叩け。

今がチャンスだな(何の?)。

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2002年12月17日

悪魔を憐れむ詩

♪ぶらぶらぶら、と腑抜けた態度で愛を唄う馬鹿共め
「天国は無い」と唄った男の「魂」は何処に在り得るか?
 そーれモンキー、凡平ゲダーソン
 ――げげ、ラブソング?

♪土曜から月曜日まで電話に頼りっぱなし喋りっぱなし
 火曜になって俺に電話掛けるのは自覚的にか? 単なる癖か?
 そーれモンキー、凡平ゲダーソン
 ――げげ、ラブソング?

「坊主、お前はこれから重い荷物を運ばなければならない」
 それはつらい事ですか?「YES」
 それは苦しい事ですか?「YES」
 それは僕がしでかした罪に対して与えられた罰ですか?
「それは坊主、お前の未来の罪に対して与える罰である」

 ――げげ、ラブソング? (Oh Yeah)

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2002年12月13日

冬のヒッキー

今年の仕事も一段落。さてこれから年末に向けて冬籠もりします。マジで冬眠するつもりです。1週間分の食料と飲み物と煙草は既に調達しました。睡眠薬やら睡眠導入剤も枕元に準備してあります。目が覚めたら飯を食い、睡眠薬を飲んで寝る、の繰り返しで、人生を無駄に――盛大なほど無駄に消費しようと思っています。

今年の終盤は、あまりといえばあまりなほどの追い越し車線の人生(→元ネタはEaglesね)でした。あおり、あおられ、追いつき、追い越し、かつてないほど翻弄され、様々な事柄が脳内では居場所も決まらずに散らかり放題。冬眠中の瞑想によって、これまでの出来事を見つめ直し、今後の身の振りようを考えたいと思います。

誰にも会わずに引き籠もり、独りで過ごす誕生日。なんだか自己憐憫的センティメンタリズムが疼きますね(笑)。

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2002年09月12日

赤紙

今日、召集令状を受け取った。
曰く、「3月発売で進めていたラチェット&クランクを、12月3日に前倒しして発売する。しかも、本体同梱だ。なお、これは社長命令である」

ずいぶんと反対はしたのだが、召集令状とあらば仕方あるまい。もちろん玉砕するつもりなどなく、生きて生きて、生き延びる所存ではある。問題は、俺的な日本市場適合施策がどれだけ達成できるか、だ。

――テーマソングは時間的にムリだ。どう考えても。
――当初考えていた2Dイラストは、同梱ということであれば考え直さなければなるまい。3Dにするべきか? でもそんな時間はあるのか? ギリギリだなどうも。せめて、日本向けデフォルトメカ(アクセサリー)をアメリカ図版に合成しつつ、レタッチするぐらいはやらねば。
――そもそも、マスターアップは間に合うのか? ヤベえ、自信ないよ…。
――つうか、日本タイトル名は? 「○×%*△※ ラチェット・クランク」というのが自然だが、その「○×%*△※」は?

まったく召集令状っつうのは理不尽であるな。

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2002年08月26日

陰謀

会社のトイレのウォシュレット、泊まり明けの朝イチで入ると必ず、水勢がMAXで、水温がMINなのは何故だ。痔の人間を攻撃するつもりか?(俺は違うけど)

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2002年08月20日

その理由

まあ一口に言えば、趣味の合わない人間同士で群れるのが
「真っ平ごめん」
だということに尽きようか。

それは、俺が「カキコ」だの「メアド」だの「ホムペ」だのといった、クソ生暖かい「隠語モドキ」を無自覚に使う行為を嫌悪するのと根は一緒だ。専門組織で生まれた機能性主体の隠語ならば、それなりに意味もあろう。映像業界人が「イントレ」と言うのを目の当たりにした時は、心の中でヘヘーッと平伏したものだ。

だがしかし、素人が「『アガリ』ちょうだい」「『オアイソ』よろしく」などと通ぶるのは、ただただ、見苦しい。その手の見苦しさに無自覚な人間に対して
(趣味が合わないな)
と感じるのが、まさに俺の「趣味」なのだ。しようがあるまい。

別の言い方をしよう。

没個性的な〔ミンナのツカっているハヤリモノ〕を無批判に受け入れないと参加できない「ムラ社会」。そのくせ、集団の威光を借りれば、あっと驚くような非常識なコトもやってのける「ムラ社会の住人」。彼らは集団(の威光)の恩恵を知悉しているが故に、集団を存続させるべく、お互いに舐め合い撫で合い、もたれ合い縛り合う。彼らは言う、ウチの方々は十分個性的ですよ、没個性的なんかじゃありませんよ、と。だがしかし、その「個性」とされるものは、どこか「歪(いびつ)」だ。もしも「ムラ」が無かったとしても、同じコトをしてのけられるのか? 彼らにとって外界の評価はどうでもよく、同じムラの住人にさえ評価されればよいらしい。

「澱み」、そんな言葉がピタリとはまる、ムラ社会が俺は大っ嫌いだ。

――え? 何の話かって?

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2002年08月18日

15の夜

尾崎豊の「15の夜」が収録されているアルバムを買ったら、

バイクを盗むのは犯罪ですのでお止め下さい

という但し書きがあって、爆笑してしまったよ。


――という夢を見た。会社の机の下で。

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2002年08月17日

教育と社会

迷走を続けている学校教育こそが、日本の民度を失墜させたA級戦犯であることは論をまたないが、2世代目・3世代目にしてやっと、じわじわと効果が現れてくるってんだから、ある教育方法の是非を問うのは難しい。んだから、「π=およそ3」に代表されるバカげた「ゆとり教育」とやらも、ひょっとして100年後には何らかの良い効果を現しているのかもしれない。その頃の日本では、物々交換が主流になっていて、数字は4まで数えられれば日常生活に事足りるのかもしれないし、ね。

――あ、コレってもちろん皮肉ね。教育レベルを下げる方針が正しいハズがない。ただでさえ、日本の教育には重大な欠落がいくつも(一例をあげると、「会社の立て方」「借金の仕方」などの実社会で必須の知識とか)あるというのに、それを更に削っていったら、「社会人」ではないものが世に溢れてしまう。いいのかそれで。

「借金の仕方」で思ったけど、クレジット/ローンのCMって罪だよなあ。借金の仕方を学んでいない人間にお金をホイホイ貸しちゃって、そりゃ搾り取れるのも当然だっての。赤子の手をひねるようなもんだ。一方では、消費や購買を煽るような情報も氾濫しているし。よく出来た搾取システムだと言わざるを得ない。

そうした搾取システムが堂々と罷り通る社会に対して「通用する人間=社会人」を作り出しているのだろうか、現在の教育システムは。――「否」だろう。目指してすらいないような気がする。喩えて言うなら、教習所を卒業したての人間が、首都高を走るスキルを持っていないのは、教習システムの欠陥なのだ。なのに、それが事故件数を上げているとしても、改善されることは決して、ない。馬鹿げたことだ。

しかし、もう何十年も「教育委員会」とか「文部省」とか「高野連」が、世間の感覚とズレまくった「おカタい団体」の代名詞として使われているのにもかかわらず、依然としてその座を保ち続けているというのは、いったい何故なんだろう? 世代交代が進んでおらず「老害」が蔓延っているのか? それとも、おカタい人間ばかりを後継者とし続ける、イヤな純血主義のため? もしかしたら、融通の利かない人間ばかりを代表とするシステムが構築されている?

まあいずれにせよ、いまだにカンガルーバーを付けたデリカが走っているところを見ると、日本では「教育」というものが機能していないのは間違いなかろう。そりゃあ江川達也も、その才能を「面白いマンガ」を描くためにではなく、「教育」のために使おうという気になるわけだ。

日本の夜明けは遠いねえ。

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2002年08月05日

そうだ、あの事を書き忘れていた。あの憤りを


いささか旧聞に属する話題だが、先日、東京都千代田区では、喫煙者を路上から締め出す条例を決議したそうだ。施行は10月から。

――バカか。

バカという言葉が悪ければ言い直そう。「知恵が無い」。
そんな知恵の無い方々が、精薄ヅラして「区議で御座い」とやっているのだから、千代田区皇居におわします、やんごとなき御方の身が案じられるというものだ。

苦情が相次いだそうだが、そこで、苦情の主と喫煙者との間を調整し、皆の幸せの最大値を目指すのが「政治」というものではなかったのか? 俺の勘違いか?

知恵の無い者ほど、対症療法のみに終始し、病根は腐り広がり、後に結果として大きな問題を噴出させてしまう。今回の千代田区の条例には、その典型が看て取れる。

喫煙者を「羆(ヒグマ)」に喩えよう。開発の名の下に森が荒らされ、空腹を抱えて里へ下りてきた羆。当然、被害が出る。猟友会が出動しました。撃ちました。でも村人達は考えました。「こんな害獣は絶滅させましょう」

俺が、過激な嫌煙者に感じる傲慢さが、それだ。ヤツらは哀れな羆を断種し、身の安全を過度なほど確保しなければ気が済まぬらしい。終いには、煙草喫いのDNAを断種するために、俺らは強制連行され、ガス室に送られかねない勢いだ。とても知恵ある人間の所行とは思えぬ。弱者が「大義名分」を得ると、どれほど他人に対して残酷になれるか。そのメンタリティは、どこぞの民族紛争とまったく変わらない。ああ、また歴史は繰り返しているよ。

だいたいだ。
煙草によって得た地方税収がありながら、納税の主体たる喫煙者にサービスとして還元しないのは、いかがなものか。その基金を元に、分煙を徹底させるわけにはいかないのか。JR駅で分煙が進んだように、「喫煙ブース」を路上に設けるぐらいしてもいいのではないのか?
いったい煙草税とは何なのだ?
懲罰的課税なのか?

タバコを喫うのは罪なのか?

タバコを吸わない方々も、この知恵の無い理不尽な仕組みが、いつか貴方に牙をむくと心得ておくがいい。

ところで、公共の交通機関であれほど「車内での携帯電話は禁止」と喧伝しているのに、それが守られたためしはあるか?

なぜ、「携帯電話許可車両」と「携帯電話禁止車両」に分けないんだ?

全面禁止にしてしまうと、(日本人)全体のモラルレベルから、それが有名無実になるのは当然じゃないか。

日本の民度は、既に低いんだぞ。

――いや、これはモラルではなく、人間洞察に属する話やもしれぬ。完璧な人間はおらず、杓子定規では世の中は動かない。当たり前の事だ。それを踏まえない、人間に対しての暖かい洞察抜きの、知恵の足りない杓子定規な条例は、やはり「政治」の名に値しないと考えるのだが、どうか。

俺の好む池波正太郎の小説だが、媒体で採り上げられるのはいつも、文中の「食べ物の粋」ばかりで、例えば――鬼平が、亡父譲りの銀煙管で一服やる旨さ、といったものは黙殺だ。
一、富士。二、鷹。三、茄子。四は扇で、

五は煙草だ。

分煙ではなく「禁煙」を声高に叫ぶのは、無闇にアメリカにかぶれた、よっぽどの無粋者に違いない。

ああ、無粋で知恵が無く、お題目は立派だが、建前ばかりで実のない社会システムには、本当に哀しくなってくるよ。これが俺の住む国なのか。

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2002年06月19日

大和魂トハ何デセウ

W杯。日本と韓国は明暗を分けた。

後半途中までは両国とも同じような展開で負けていたのだが、日本は点を入れられずに敗退し、韓国は終了直前に同点とし、延長で勝利した。

細かい戦術とか監督の采配については触れぬ。力が足りずに負けるのはしょうがない。というより、選手は力の限りを尽くして戦った。勝ち負けは時の運だ。

ただ、サポーターの応援を観ていると、日本よりも韓国の方が「インタラクティヴィティ」が高いなあ、なんて思ったり。
つまり、試合の展開に応じて的確に声援を使い分けているように見える。的確なリアクションによる高いインタラクティヴィティが、アクションの主体(ここではプレイヤーですな)の心に刺さりやすいのは、ビデオゲームを引くまでもなく、当然のコトだ。つまり韓国プレイヤーはより燃え、イタリアプレイヤーにはよりプレッシャーが掛かる、という次第だ。そうした、サポーターの応援方法が、結果に何らかの影響を及ぼしたとみてもよいのではないか。

イタリアがボールを持つ度に、いちいちブーイングを発してプレッシャーを掛けるのもスゴイが、なんといっても韓国語の「テー・ハン・ミン・グック!(大韓民国!)」という掛け声だろう。アレなどは、他国の人間にとってみれば意味不明で、呪詛のように聞こえてプレッシャーがかかるのではないか。日本の「NIPPON!! チャチャチャ」という掛け声は、かなり英語ナイズされているので、呪詛度合いが足りないように思える。ここはひとつ「南無阿弥陀仏~!」とか(アジア圏には通じない?)、音声学的にも威圧の効果が認められている《ヤクザ的発声》を採用するのが正しいだろう。「おんどりゃいてコマシたろかぁ!」ってヤツね。もちろん関西弁。河内弁が好ましい。――あ、それで大阪での試合は勝てたのか?広島弁もいいやね。

そもそも、ホーム試合が有利なのは「威圧」これに尽きる。
審判は、下手なジャッジをすると殺されるんじゃないかと脅え(意識下レベルの話)、敵チームは、下手に活躍すると殺されるんじゃないかと脅え(意識下レベルの話)、敵のサポーターも、下手に目立つと殺されるんじゃないかと脅える(直接レベル)。それでこそホームというものだ。例えば来月ロシアやアルゼンチンや、北朝鮮、イングランドアイルランドでW杯が開催されるとして、大挙して行ける? ハメはずせる?

W杯は、国と国との代理戦争だ。国を挙げて、唯一無二の価値「勝ち」を目指さなければならない。俺が苛立ったのは、「決勝トーナメントに進出したから、これで十分だ」という雰囲気が蔓延しているように見えたコトだ。その証拠に、負けてもサポーターは皆薄ら笑いを浮かべて、よくやったよくやった、などと吐かしてやがる。やっぱり、お前らにとってW杯とは、他に替えが利く、単なる娯楽でありブームであったんだな。ブームが去ったら、また別の興味の対象を見つけて、同じようにその場限りでアツくなるだけなんだな。

俺はライトウィングなので誤解をおそれずに言ってしまうが、日本は(本物の)戦争になっても同じコトを言うのではないのか。「人が死ななくて良かった。たとえ戦争に負けて占領されて奴隷になっても、よかったよかった」。戦争は、高度に政治的なオプションのひとつなので、その是非はここでは問わない。問題は、こと有事の際に、日本は総体として腰が引けた態度しかとれないであろうし、韓国は国を挙げての体制がとれるであろう、というコトだ。韓国の方が、国として「真っ当」のような気がする。

そういえばフジTVの「トクだね」を観ていたら、観戦後に新幹線で帰る小倉智昭が、トルコのVIPに囲まれて「トルコ! トルコ!」などと一緒になって叫んでいたらしい。本人は仕方ないじゃん的なコトを言っていたが、軽薄な風見鶏マスコミの典型を見るようで、腹立たしかった。普段は毒舌で売っている彼だが、底が見えたといったところか。悲しいまでに、権威と雰囲気にへつらう日本人の典型。
だから日本はなめられるんだよ!

インタラクティヴィティの話に戻ると、韓国ではベスト8進出のインセンティヴとして、5千万円のボーナスとか、車などが振る舞われているのだそうだ。これもリウォード理論から言うと、インタラクティヴイティを高める要素ですな。というか、単なる「インセンティヴ理論」だという話だが(笑)。日本だと「国民栄誉賞」? 授賞の主体たる政府の威厳を取り戻さなくっちゃ、価値も薄いよね。

【追記】
もちろん、「インタラクティヴィティ」という語はわざと誤用している(笑

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2002年06月05日

夏は来ぬ

 卯の花の匂う垣根に 時鳥、早も来鳴きて 忍び音洩らす 夏は来ぬ

 五月雨の濯ぐ山田に 早乙女が裳裾濡らして 玉苗植うる 夏は来ぬ

 橘の薫る軒端に 窓近く蛍飛び交い 怠り諫むる 夏は来ぬ

 棟散る川辺の宿に 門遠く水鶏声して 夕月涼しき 夏は来ぬ

 五月やみ 蛍飛び交い 水鶏鳴き 卯の花咲きて 早苗植え渡す 夏は来ぬ


「ハヤモキナキテ」
「モスソヌラシテ」
「オコタリイサムル」
「オウチチル ~ ユウヅキスズシキ」
「クイナナキ ~ サナエウエワタス」

――ニホンゴってスゴイ!

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2002年03月11日

憂國再び

鈴木宗男氏の証人喚問中継を観つつ、ちょうど1年前、このコラムで「憂國」「憂國2」と題した文章を書いたことを思い出した。特に後者では「国会議員切腹法案」を世に問うたのだが、反響が殆ど無く寂しい限りだったものよ。
俺に言わせれば、鈴木宗男氏は、離党だ辞職だケジメだとヌルいことを言われる前に、陰腹詰めて証人喚問に臨むべきではなかったかと考えるが如何か。白か黒かは問うておらぬ。むしろ潔白であったとしても、疑惑を持たれた恥を雪ぐ意味での陰腹は当然だと考えるのだが。

暴論か?
たしかに謀略によって陥れられる可能性も否定はできぬ。だがな、よし謀略に落ちても、後に続く者に志を託し自らは潔白の証を身を以て立てる、そうした連なりこそが政党であり派閥ではないのか? 違うのか? 後の者に継げぬ権力の抱え込みは、いずれにせよ私腹を肥やすの誹りを免れまい。

代議士の「士」は「サムライ」だ。サムライは商人に非ず。富よりも、名をこそ惜しめ。死してなお、ムネオハウス・ムネオホールと名を遺すのであれば、誰も文句を言うまいぞ、宗男よ。

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2002年02月14日

爆弾騒ぎとオリンピックと

さて、今週は例によってロスアンゼルスに出張していたわけだが、そこで体験したレアな話。

その朝は、昼の便でロスアンゼルス国際空港を出発するために、ホテルで出立の準備をしていたと思いなせい。したらば、同僚から電話。「すぐにTVつけて!」なんだろ?と思ってニュースを観たら

... all personnel and passengers are evacuated...

これからまさに向かう空港で爆弾騒ぎ・全員避難だって。あっはっは――ってなんじゃそりゃ!? ヘリから空撮した空港は、本来なら車やバスでごった返しているハズのランプがガラガラで、そこに大量の人間がうじゃうじゃうじゃと溜まってる。アナウンサーは、俺の英語力じゃ聞き取れない程の上ずった早口でまくし立ててる。幼い頃にTV中継で観た、浅間山荘事件がチョイとフラッシュバック。鼻の奥にキナ臭い感じ。ああ、これって事件、かも。
そりゃ、NYの同時多発テロ以来、アメリカは表面的な明るさと平静の奥底に不穏な空気が流れているコトは重々承知しているし、なじみのサンフランシスコ空港で靴に爆薬仕込んだヤツが見つかったと聞いた時には、ああ対岸の火事ではないのだなあ、なんて思ったさ。でもさ、ここまでピンポイントで影響を被るってのは、まあ、なんだ、戦後生まれで平和と安穏に包まれて育った俺としては、ちょっと考えにくいコトなのだよ。

アタマの中を、最悪のケースが渦巻く。でもそれは現実感のない空想。realな匂いがまったくしない。そう、その通り。爆弾騒動はアッという間に落着して、飛行機は30分遅れ程度で離陸したのでした。やっぱりこの程度か、2002年のrealは。

――ただ、ゲートに入る際のチェックは異様に厳しく、5人に1人ぐらいは脱がされ、変な紙でこすられ、弄くり回されてましたとさ――靴を(笑)。特に胡散臭そうな人間は、靴をバラされちゃったりしてね……って

そりゃ俺だ!


帰りのANA便では、ソルトレイクから帰るサトヤ選手(銅メダラー)&ウエムラ選手と一緒だった。らしい。のだが。俺は彼女たちの顔を知らなかったんで、誰が誰やらワケわかめ。
ところが、通関を終え、外で一服していたら、いきなりスポーツ選手らしきコと、大量の報道陣がドヤドヤとやってきて、俺がタバコ吸ってるほんの5m先でいきなり記者会見を始めたんで、ビビりまくりの助。近くでキャーキャー言ってたオバチャン達に訊いたら、あれがサトヤ選手なんだって。へー。見たカンジ、メル中Lv5・可食
あ、オリンピック選手、それもメダリストに「メル中下」は失礼だな。

オリ中Lv5・可食(笑)

それでも可食なのね

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2001年02月28日

憂國2

こう考えるに至った思考の経緯は深く説明しないが、

国会議員切腹法

これしかなかろう。


  •  一ツ、日本に著しい損害を与えた者、切腹

  •  一ツ、公僕の身で私腹を肥やした者、切腹

  •  一ツ、弁を弄して保身のみはかる者、切腹

  •  一ツ、見苦しき振る舞いを為した者、切腹

  •  一ツ、大小に関わらず罪を犯した者、切腹


これって、ごく当然に遵守できるコト、だよね? ま、「大小に関わらず罪を――」っていうのはちょっとキツいけど、でも、立法府に働く者として国を動かしてるんだから、それぐらい、ねえ。
でも、国民の何割がこう思えば、そんな法律が立てられるんだろう?
立法府である国会を改革するのは事ほど左様に難儀であるなあ。

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2001年02月27日

憂國

確か筒井康隆が自身の日記で、故・宇野総理大臣がスキャンダルで潰れる様を評して「民度の低い日本におけるスキャンダル政治ジャーナリズム」的なコトを書いていたと思う。うろ覚えだから、あるいは「スキャンダリズムの観点でしか政治を捉えられない(いわゆる)女性化する社会」であったか。いずれにせよ、慧眼であるなあ、と思う。とは言え、当時の筒井康隆だから「女性化」と(一般常識に半鐘を鳴らすがごとき)反動的な言葉を使ったのだろうが、思うに「幼児化」の方が適当ではないか。
今の(俺らの)日本の教育システムでは、昭和現代史は中世よりも重要性が低いらしく、3学期の帳尻合わせっぽく駆け足で斜め読みをさせられるだけだ。なので、俺らは日本の政治システムについて十分考える機会なく成人扱いされてしまう。いわば参政権を持たされた子供だ。はいはいイイコでちゅねーもっと選挙行きまちょーねー成人式で暴れちゃダメでちゅよー。でも子供だから、「子供だまし」な解りやすいスキャンダルが大好きだし、飴玉をくれる大人が大好きなもんで、すぐそっちの方に目を奪われてしまう。そしてズル賢い子供がするように、大人の意図を自分なりに判ったつもりになって便乗し、オモチャをねだったりもする。オモチャ買ってえお菓子欲しいよ補助金ちょうだい融通してくれ許認可してくれ、くれなきゃヤダヤダー。
ああ、書いてて胸くそ悪くなってきた。

自分を高みに置いて「此ノ愚民共メ」なんて言うつもりはない。実は俺も、何もわかっていない一人の子供だ。ただ、知りたい気持ちはいっぱいなのに、日本の政治システムを包括的体系的に把握する術がない今にいらだっているだけだ。はいはい、ボクは知らなくていいんでちゅよー、そう言われているような気がしてならない。気のせいじゃない。失言首相の退陣シナリオ(そう、誰だって知ってるんだそれぐらいは)の裏で進んでいる真の日本の政治システムを知りたい。今、俺らは「何を」議論しなければならないのに、「誰の」思惑で、「誰の」利益保護のために、「どんな」方向にミスディレクションされようとしているのか知りたい。なんで政治家が世襲制なのか。なんで尊敬できない人間を総理大臣と呼ばなければならないのか。なんで国賊が日本経済の舵を取っているのか。なんで「インパク」なのか。なんで日本の価値をわざわざ貶める政策がまかり通るのか。なんで外圧以外で変わらないのか。なんで構造的犯罪者製造装置を称して「国会」と呼ばなければならないのか。
低い民度をより低く増幅する装置であるところの新聞ジャーナリズムは、大本営発表とスキャンダルと枝葉末節的知識しか載せないので当てにならん。誰か、石原慎太郎でも猪瀬直樹でも桝添要一でも田原総一朗でも誰でもいいから、俺に教えてくれ!

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