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2006年06月28日

スカイウォーカーランチのコト

ニュースを見ていたら、なんだか懐かしい場所の話が出ていた。「スカイウォーカーランチ」のコトだ。

ウエンツ潜入!「ルーカスのにおいが…」(日刊スポーツ)

ウエンツ瑛士がこのほど(中略)ジョージ・ルーカス監督の本拠地に潜入した。本拠地とは「スター・ウォーズ」など人気シリーズを生み出した映画製作会社「ルーカスフィルム」のあるカリフォルニア州の「スカイウォーカーランチ」。所在地は秘密とされ、撮影も制限される。外からは農場にしか見えないが、限られた人間しか敷地内に立ち入りを許されない。

えーと、鶴見も10年ちょい昔、「限られた人間」(だったのか?…笑)として立ち入りを許されたコトがあったりする。所在地はカリフォルニアの…サン・ラファエルから「ルーカス・ヴァレー(Lucas Valley)」を登って行った辺りだったはず。所在地は秘密でもなんでもなかったし、もちろん連れて行かれる際に目隠しもされなかった(笑)。ちなみに聞いた話では、この「ルーカス・ヴァレー」という地名は、ジョージ・ルーカスに因んだワケではなく、元々この地名だったトコロに、ルーカスフィルムが引っ越してきたんだそうな。

※Google Mapで調べたら、ちゃんと出てきたヨ(笑)。しかも電話番号まで載ってるし。

ここはマジ凄かった。「ランチ(ranch=大牧場)」の名に相応しく、広大な敷地の中に、馬の放牧地や(馬の鼻ってたふたふしてて気持ちイイんだぜ!)、自家製ワインを作るための葡萄畑野球場バスケ用体育館などに混じって、ルーカスフィルムの設備が点在しているのだ。しかも、編集棟や音響制作棟、ルーカス氏の執務棟などは全て古き良きアメリカの田舎家を模して造られており…古ぼけた外観とは裏腹に、内部は最新設備が満載で、棟と棟は地中に埋められたネットワークで繋がっている。外から見る限りでは、隅から隅までホンモノの牧場にしか見えないのだ。そこまでやるかジョージ・ルーカス!

THX Soundの凄さを実感したのも、ここでだ。ごく普通の書斎にしか見えない部屋。しかしそこは、部屋が丸ごとフローティング構造で、外部の影響を受けずにTHXサウンドを最適な形で味わうコトが出来るという。しかもしかも、ソファの脇に置かれた木製パネルを操作すると、扉が電動で開いて大画面TVが登場。それまでは単なる書斎だったのに、実は…という仕掛けだ。唖然。そこまでやるかジョージ・ルーカス!

鶴見はそこで仕事として資料を漁りに行ったのだが、そこの倉庫がまた凄かった。スターウォーズやインディ・ジョーンズなどで使用された、大道具小道具マットペイント類が全てそこに保管されているのだ。「宝の山」としか形容の仕様がない。

ホンモノのスピーダーバイク。数十台並んだR2-D2達。間近で見るとかなりノッポなダース・ヴェイダー卿。数分の1スケールのXウィング。何十着もあるインディ・ジョーンズのジャンパーに、ムチ、帽子。巨大なスーパー・スターデストロイヤー「エグゼキューター」の表面は、実は様々なプラモデルを組み合わせたセミスクラッチモデルで、よく見るとタミヤの35分の1ミリタリーフィギュアまで使われていたり(おいおい)。面白かったのは、デススターの表面は10センチ角の正方形タイル群から成っていて、それを並べるとデススターの表面が出来上がるという仕組みだったコト。ビデオを撮影しながらそれを並べていったのだが、早送りしたり巻き戻ししたりすると超笑えた。


――あの写真やらビデオやらは、今もまだセガにあるのだろうか。熊谷さんに訊けば判るのかな。機密データはともかく、インディのジャンパーと帽子とムチを身に付けた鶴見の記念写真ぐらいは貰えないモノかねえ。ああ懐かしい懐かしい。

カテゴリー: 六百式見聞録

投稿者 tsurumy : 2006年06月28日 23:33

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