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2006年04月10日

フンケイのトモ

ちと故あって「刎頸の友」というコトバを調べた。

  ふんけい‐の‐とも【刎頸の友】~ 刎頸の交わりで結ばれた友。

じゃあ「刎頸の交わり」って何なんだよ!と更に調べたら

  ふん‐けい【刎頸】~ 首を斬ること。斬首。

とある。ふ~ん。

…つまりその、なんだ。刎頸の「交わり」ってぐらいだから、やっぱりお互いに首を斬り合う間柄で結ばれた友人関係ってコトなんだろうな。英語で云うなら、"friendship of decapitation"か。ヌルく甘えた友人なんかじゃない、もっと殺伐とした関係。お互いの命を狙い合う、闇に属する男達の間でのみ存在する深い友情。たまに会っても馬鹿話なんて一切せず、まずは挨拶代わりに首を斬り合う。貴様と俺とは同期の桜、同じ出刃包丁で首を斬る(スパー)ってな感じ。まずは貴様の番だ、俺の頸をスパッとやってくれ、スパッとな(プシュー)。おうおう俺の頸動脈から馬のいばりのように血がほとばしる。さあさ次は貴様の番よいかいくぞ(ザクー)。おお貴様の頸動脈血も、いつか見た夕日のように真っ赤っかだ。この真っ赤な噴水こそが友情の証、これで貴様と俺とは刎頸の友。例え生まれた時と場所は違えども、願わくば同じ日同じ場所にて死なん!(くわっ)って確かにお互いに首を斬り合ったら同じ日同じ場所で死んじゃうと思うんだけど、大丈夫なのかね、この人達…。

【参考】「刎頚之交(刎頚の交わり)」
互いのために首を刎ねられることがあっても後悔しないほどの親しい交わり。《出典》『史記』廉頗・藺相如伝

カテゴリー: 超抜粋mixi日記

投稿者 tsurumy : 2006年04月10日 21:52

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