« あるいは酒でいっぱいの生活のコト | メイン | 年初のご挨拶のコト »

2005年12月31日

年末のご挨拶のコト

本年もお世話になりました。これからタイヤをスタッドレスにはきかえて、実家に向かいます。それでは皆様、良いお年を。

ちなみに年越しのソフトは『バイトヘル2000』。これヤバい。マジでヤバい。『グルーヴ地獄V』と同じような「理不尽なクソゲー(を自ら名乗る色モノ)」だろうと思っていたら、とんでもない。ゲームそれぞれが格段に良く磨かれていて、かなりハマる。なるほど「クソゲー」というジャンル名を止めるワケだ(ジャンル名は「ポケットゲームセンター」)。どこぞの有名サイトでは「ハイセンスを名乗るバカゲーなどバカゲーではない」などと見当違いのコトが書かれていたが、これをハイセンスと云わずに何をハイセンスと云うのか訊いてみたいものだ。あるいは遊んでいないのだろう。少なくとも、チューニングは微視的にも巨視的にも非常に高いセンスでまとめられているし、サウンドデザインの巧みさは非常にハイレベルかつハイセンスだ(これを超えるモノの方が少ないのでは?)。そして何より、ゲームデザイン的に見るべき場所が多い。過去に世に出たあらゆるゲームの「ゲーム性の総覧」「ゲーム性カタログ」だと云っても過言ではあるまい(網羅率は50%を超えていると思う。勘だけど)。こうしたプリミティヴでなおかつ良く練られた「剥き出しの」ゲーム性をみると、普段自分がいかに惰性でゲームを創っているか気付かされて汗顔の至りだ。制作者の方々は最低10時間程度は遊んでみるべきだろう。10時間という数字に根拠はないけれど、ごく普通のゲームなら1時間も遊べば底が見える(=自分で制作すると仮定した際の見通しが立つ)のに、これは10時間遊んでもまだ底が見えない。つうか、鶴見にはこれを一から創り上げるコトは出来ません(たぶん)。恐るべし。

カテゴリー: 鶴見之生活

投稿者 tsurumy : 2005年12月31日 15:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.0600design.com/mt/mt-tb.cgi/231