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2005年05月19日

E3(4)/エキスポのコト

外人のコスプレお姉ちゃん方

しまった! 手違いでシャトルバスのパスが用意されてなかったために、会場へ行くのに出遅れてしまった!(ついでにミーティングもすっぽかしてしまった!)

息せき切って会場に入ったら、入り口が停電でいきなり萎える(会場内は大丈夫だった)。

とりあえず体調に不安があるので、今日はSCEブースと任天堂ブースだけを見学するコトにした。あとは、SHOW DAILYを見るだけにしておこう。この新聞さえ読んでおけば、会場に行かずともE3の全てが判る?という、ムチャムチャ便利な逸品だ。サボり魔に超オススメ!

さてSCE。基本的にEXPOでは今期売られるソフトが展示されているワケだからして、ナンバー1シェアのSCEブースが盛況なのは当然。それに加えて今年は、PS3のモックアップを見るための、長い長い長~い行列が出来ている。その長さを見ていきなり腰砕けに萎える。

関係者に、裏からコッソリ入れないかと交渉してみたが、なんとコソ裏にも行列が出来てるんだそうな。なんじゃそりゃ(笑

萎え萎えの心を癒すために搬入口で煙草を喫っていたら、SCEアメリカ社長の平井さんがやって来た。云うまでもなく、2002年のE3で「据え置きゲーム機戦争は終わった!」とブチ上げた人だ。何度も紹介しているのは、それだけ頻繁に(でも偶然に)会ってるからなので、特に他意はない。

ちなみにこれが、以前も紹介した「搬入口」の現場写真。毎年意外な方々が集まっては、オフレコトークに花を咲かせる秘密の花園?だ。

無礼者の鶴見はここで、平井さんに「次はいつ『携帯機戦争は終わった!』ってブチ上げるんですか?」と訊いてみた(おいおい)。アメリカではPSPは好調と見られており、実売120万を軽く超え130万に達し…何より特筆すべきは、ゲームも売れているが、映画UMDも相当(週によってはゲームを超えるぐらい)バカ売れしているのだそうな。プラットフォームとしてアクティヴに稼動しつつある、というコトだ。日本以上に。

思うに…PSPのコトだけでなく全般的に、アメリカのゲーム市場は、衰退の兆しに対して先手先手で対策し、結果として好調を維持しているように感じられる。日本で、ゲーム産業の構造が大きく変化し、パブリッシャーもデベロッパーも小売店も青息吐息をついている状況とは大違いだ。産業を維持発展させるセオリーのようなものがあるのだろうか。あるんだろうなあ、カンだけど。でも、それを考えるのは鶴見の任ではないので、思考はココで打ち切り。来年か再来年に「次はいつ『次世代据え置き機戦争は終わった』ってブチ上げるんですか?」と訊くコトを決意し(笑)、喫煙場所を去る鶴見であった…。


そして任天堂。またもやSCEに負けず劣らぬ長い長い長~い行列を発見! レボリューションよお前もか…と思ったら、これはゼルダのシアターに連なる列なのだそうな。アメリカ人って、ホントにゼルダ好きだよね。そして今回は全世界待望のリアルゼルダだ。だだだ。だだ。

DSのダウンロードコーナーでも、ゼルダのトレイラーやらギャラリーが、ダウンロード出来るらしい。やっぱりゼルダは、安売りされてるマリオ以上に「任天堂の伝家の宝刀」だ。

鶴見は個人的に、例の「ネコ目ゼルダ」が大好きだ(美術的に。ゲーム的に、ではない)。好きでありなおかつ、その試み自体も非常に高く評価している。フランチャイズはどこかでリニューアルされなければ縮小再生産のワナにハマってしまうワケだし、低年齢に向けての記号性の強い形態へのリニューアルは、上手くハマればとてつもなく美味い。成否はともかく(結果は「否」だったが)、あの戦略は「さすが任天堂」と思わせるものだった。

だが。

任天堂、守りに入ってるのかねえ。リアルゼルダにマリオサッカーにマリオベースボール。過去の任天堂作品が遊べるレボリューションに、ゲームボーイアドバンスの新型(Micro)。これでレボリューションのラウンチソフトが、リアルゼルダにメトロイド、マリオなんちゃら ワリオなんちゃら ルイージなんちゃら…だけだったら、鶴見の中の「任天堂レスペクト心」が消えちゃうよ!?

鶴見としては、レボリューションで挽回を図るために、創造資源を集中させているのだと思いたい。

ちなみに、GB Microを手に取ってみた感想は…「パチ物くさい」。発表の時にiPodを引き合いに出してたらしいけど、それはいかがなものか。フェイスパネルを変更出来るように平板にしたのは解るけど、もう少しやりようがあったと思うんだが。

つうか、マイフェイバリット携帯機・GBASPの最強ナイスデザインに比べて、なんだか退化してる気が…。液晶は強烈に綺麗なんだけどねえ。やっぱり守りに入って数字を立てようとしているのかねえ。

…そんなこんなで、愛憎半ばする複雑な思いを吹き飛ばすべく、勢いのあるDSのラインナップやインフラストラクチャ通信デモを眺めつつ、ブースを後にする鶴見であった…。

…ところが、そんな複雑な思いも、通路で見かけたこんな方々のお陰で軽く吹き飛んじゃったんだから、鶴見なんて単純なものですな(笑

ナーイス♪

さーて、明日は張り切ってマイクロソフト他を見て回るぜい!(←超単純

カテゴリー: 六百式見聞録

投稿者 tsurumy : 2005年05月19日 15:22

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コメント

鶴見をGK呼ばわりする中傷コメントがあったので削除しました。
なんだかなあ。

投稿者 tsurumy : 2005年05月23日 12:36